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オーガニックの野菜ってホントに栄養価が高いの?を調べた研究

こんにちは!橘 葱太郎です。TwitterYoutubeもどうぞ。

昨今、野菜=健康が結び付けられることも多く、野菜をたくさん食べるようにしている方もいらっしゃると思います。

せっかく野菜を食べるなら栄養価の高い野菜を食べたいですよね。

世の中には「オーガニック野菜」というものがありまして、農薬や化学肥料を用いずに育てられた野菜のことをいいます。

このオーガニック野菜も健康と結び付けられることが多いのですが、栄養価は従来の野菜と比べてどうなの?というのは気になるところ。

そこで今回紹介する研究は、

実際にオーガニック野菜と従来野菜の栄養成分の違いを調べてみよう!

というものです。

今回参考にした文献はこちら

目次

どうやって検証したか

1958年から2008年までの52471件の文献が対象とされ、そのデータをまとめたシステマティックレビューです。

文献が精査された結果、最終的に作物に関するもので信頼できる研究は46件だったそうです。

文献の中で調査された、オーガニック野菜と従来野菜を比較するパターンは3つだったそうで、

  • 隣接する土地でオーガニック農法と従来農法を比較
  • 一定の基準にマッチしたオーガニック農場と従来農場のサンプルを比較
  • スーパーで購入できるオーガニック食品と従来食品を比較

と、こんな感じ。

そして11個の栄養素について、オーガニック野菜と従来野菜の差が比較されております。

結論:オーガニック食品による健康への影響は見られない

それでは結果ですが、

オーガニック野菜も従来野菜も栄養価に変わりはない

とのこと。

ただ、窒素の含有量は従来農法が高く、リンの含有量はオーガニック農法が高いという結果に。

これは研究チームによると、

作物で検出された差は生物学的に妥当なもので、肥料使用量(窒素とリン)の違いによるものである可能性が最も高い

と言っておりまして、これは生産者の立場としても腑に落ちるところです。

どういうことかと言うと、

化学肥料を用いた従来農法は、作物の成長を促す目的で窒素肥料が多く使われがちです。それが作物に含まれているのでしょうねー。

ちなみに作物に窒素が残るということは、成長する過程で使われずに残っているということで、あまりよろしくないです。

まぁこれは、「オーガニック」云々が問題ではなく、シンプルに肥料の使い方の問題であります。

野菜に含まれる栄養素に関しては変わりないということで、オーガニック野菜と従来野菜、どちらを食べても同じのようです。

研究チームとしても、

このレビューから得られる一つの大きな結論は、何かしらの栄養素を多く摂取したいがために、従来野菜よりもオーガニック野菜を選ぶのは正しい方法ではない

と締めくくっております。

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