
こんにちは!ショウです。野菜の生産者歴10年以上。野菜が大好きな健康オタク。Twitterもやってます。
突然ですが、皆さんは普段オーガニック食品を食べていますか?
一般的に健康的なイメージと結び付けられることの多いオーガニック食品ですが、実は効果については議論が多いところです。
かくいう私も健康のために野菜をたくさん食べたりしていますが、オーガニック食品については特にこだわりがありません。
そこで今回の記事では、
オーガニック食品って実際のところ健康に影響あるの?
ってことを調べた研究がありますのでご紹介します。
今回参考にした文献はこちら。
どんな研究か


この研究では、1958年から2008年の50年間で出版されたオーガニックに関する文献を集めて、システマティックレビューを行ったものです。
合計98727件の中から利用可能な文献を精査し、12件の文献がレビューに使われたとのこと。
選ばれた12件の文献がどういったものだったかというと
- 12件のうち、7件が果物または野菜、2件がワイン、1件が畜産物の研究だった
- 9件でトマト、ブドウ、リンゴ、ニンジン、イチゴなど、抗酸化物質が豊富であることが知られている食品を特に調査している
- 健康への効果の検証として、大半の文献で抗酸化活性の変化を測定したもので、健康への直接的な成果を研究しているわけではない。
と、まぁこんな感じ。
研究チームによると
文献を選定する際の基準を低めにしたのに、採用できる文献が12件しかなかった
オーガニック食品が健康にどういう影響があるかについて、世間の関心が高いにも関わらずビックリだ。
とのことで、データ不足感はあるようです。
ただ近年では、オーガニックがテーマの研究も増加傾向にあるとのこと。


結論:オーガニック食品による健康への影響は見られない


それでは結果ですが、研究チームによると
精査した文献の大部分で、オーガニック食品でも従来の食品でも健康への影響に差は見られない
とのことです。
乳児の湿疹リスクと関連しているという研究も一部ありつつも、直接的に健康への影響は確認できなかったようです。
というわけで、オーガニックでも従来の食品でも変わらない。という結果に。
まぁつまり、
好きな方を食べてOKっぽい
ということですねー。


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